山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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    G7での議題は多いものの、今回、各首脳が気を揉んでいたのは貿易問題です
    各国首脳がトランプ大統領に詰め寄ったものの、問題解決には至りませんでした
    今回の関税問題の根源は、アメリカの対中政策の一環だからです

    米国は1300を超える中国製品に対し25%の懲罰的な関税を課す構えを見せており
    これには医療機器、ロボット、ミシンなど総額500億ドル相当の製品が含まれます
    これは米国によるアルミや鉄鋼製品に対する制裁関税に続く動きです
    米国による制裁関税は、60日に及ぶ協議期間を経た後、今月に発動されます
    中国は、大豆や航空機など米国の主要輸出品に対する関税を含めた同様の措置による
    報復を行うと警告を発しました

    すでに目に見える影響に直面し、米国からの受注減少を受けて他国向け輸出にシフト
    したり、あるいは工場拡張計画を中止したりする中国企業が出ている一方で
    残る企業も貿易戦争の脅威がもたらす先行き不透明感に頭を悩ませているようです
    今回の対象となっている品目だけで終わるとは誰も考えておらず、米中政府が
    エスカレートして落としどころを探るころには、中国企業は莫大な痛手を被っています

    今回、シンガポールで開かれる北朝鮮との会談を前に、後ろ盾の中国には貿易戦争を
    仕掛け、北朝鮮と武器取引があるトルコには核合意を破棄して圧力をかけ
    その圧力に共犯するであろうEU各国にも関税措置を断行
    この流れが理解できれば、北朝鮮が落ち着けば貿易問題も落ち着くと理解できるはずです

    トランプはおかしい。バカだ。非常識で破廉恥だ…
    そういう論調はトランプ大統領が選挙に出た時から数限りなく出てきました
    しかし現実は、大統領になり、公約を実行しています
    無論、数年後にしかわからない結果もありますが、反トランプ的物の見方をしていたら
    正確な判断が出来ずに自国利益を喪失するということです

    米政権の中枢は、今しかない、今、中国を包括的に封じ込める算段をしなければ
    自由と民主主義を掲げる国家に未来が無いという一念で、様々な処へ手を突っ込んでいます
    今後、南沙や台湾を含む東沙では、アメリカと中国は衝突します
    軍事衝突になる可能性も経済封鎖になる可能性もあります
    現在の状況は、そこから逆算してこなければ見えません
    近年はおとなしくなったものの、アメリカはもともと中国以上に覇権主義だったんですから






    | author : 山龍 | 12:00 AM |
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