山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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  • 時事
    ユーロの価値が下がり続けているという記事です

    EUの根源的問題の一つがユーロと言う共通通貨です
    政治統合無しにEUを発足させ、各国が中央銀行を廃してユーロに相乗りした結果
    もともと財政に余裕のある国が利益を得て、余裕のない国が債務危機に陥り
    本来は、自国通貨を基に金融緩和で乗り切れるところが、自国通貨がなく
    金融緩和できず、そこで政府は政策で経済を鼓舞しようとすると、EUから
    債務削減のために緊縮財政の厳命が下り、打つ手なしの状況が続いています
    実にバカげたシステム、ユーロに乗った段階で自殺が決まってましたが
    債務国の政治家はユーロがバラ色の未来だと語り国民も同意しました
    一時、国家破綻寸前までいったギリシャの最近のニュースは報道されませんが
    世界遺産や観光地などがEUから売って債務削減しろと言われた結果
    今や中国資本ばかりになっています
    日本の財務省も同じ緊縮財政体質ですが、緊縮政策で利を得るのは
    地位が安泰な人、資産を持っている人だけで、多くの国民は不幸のどん底に
    落とされ、自殺者は急増し失業率は高止まりすることで社会福祉が増え続け
    結果として、緊縮財政を実施しているのに赤字が増え続けることになります
    民主主義、自由経済を維持する絶対条件は『成長』です
    よく、「成長なしで持続性」などと戯言を言う人がいますが、それは民主主義を止める
    自由主義経済圏から離脱するということです
    そんなユートピアがあれば救いになるでしょうが、現実は現在の幸福を
    ある程度維持するには、未来永劫、競い合い成長していかねば落ちていくばかりです
    ドラギ欧州中央銀行総裁は限られた選択肢の中でよくやっていると評価できますが
    共通通貨ユーロの根本的な矛盾を絆創膏で蓋をしているだけです




    ユーロ20年、ドルに及ばず 導入時より実効相場も低下
    2018/12/30
    【ブリュッセル=森本学】欧州の単一通貨ユーロが2019年1月1日で導入から20年を迎える。ユーロを育て米国に対抗する巨大な経済圏をつくるのが欧州側の狙いだった。ユーロは決済などで世界第2位の通貨としての地位を固めたが、総合的な実力を示す実質実効為替相場では導入時を100とした場合、11月は92.7に低迷する。世界の外貨準備に占める比率は約2割で、約6割の米ドルに及ばない。基軸通貨である米ドルの背中はなお遠い。
    ユーロの歩みはドルに対抗する通貨としての期待が高まった初めの10年と、リーマン・ショックや「ユーロ崩壊」の可能性も論じられた債務危機の対応に追われた後半10年に分かれる。ユーロの対ドル相場もそれに歩調を合わせて動いてきた。
    ユーロは導入直後、米国の金利高を背景に対ドル相場が下落。2000年10月には対ドルで最安値となる1ユーロ=0.82ドル台前半まで値を下げた。01年9月の米同時テロや02年のITバブル崩壊で米国が金融緩和に動くと反発。ドルに代替する通貨としてユーロへの期待も膨らみ、リーマン・ショック直前の08年7月には1ユーロ=1.6ドル台の最高値を記録した。
    ところが、世界的な金融危機はユーロ圏で蓄積された不均衡を露呈させた。10年には欧州債務危機が発生し、ユーロの信認を大きく揺るがす事態につながった。
    実体経済では、ユーロ圏は13年春以降、プラス成長が続くが、平均の成長率は米国を下回る。金融政策でも米国が利上げを進める一方、欧州中央銀行(ECB)は12月に量的緩和の終了を決めたばかりで、まだ利上げに着手できずにいる。
    国際通貨としての重要性はどうか。世界の銀行間決済システムを運営する国際銀行間通信協会(SWIFT、本部ベルギー)によると、11月の世界の決済額に占めるユーロの比率は34.1%に達した。米ドル(39.6%)に迫る勢いで、決済通貨としては米ドルに並ぶ存在になっている。
    ただ国際決済銀行(BIS)によると、6月末時点の国境を越える与信(融資と債権の合計)に占めるユーロの比率は29.5%で、米ドル(47.9%)との差は大きい。




    | author : 山龍 | 12:00 AM |