山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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  • 時事
    5月に行われた李克強首相の来日、その後の日中首脳会談で日中関係は雪解けし
    9月の「日中民間ビジネスの第三国展開推進に関する委員会」も開かれ、これからは
    反中勢力に気兼ねなく中国とビジネスができるとか、安倍総理は中国に日和って一帯一路
    へ傾斜したとか、親安倍、反安倍の外野が騒いでいますが、現実は何も変化はありません

    安倍総理誕生以来、中国へは敵対することがあっても手を結ぶことはなく、安全保障も含め
    中国を敵国視しつつも、表向きはことを荒立たせずに来ました
    李首相来日も、中国側の要請で、日米首脳会談も中国から「会談を開こう」と発言させて
    います。もとより、日本のスタンスは一貫して「扉は開かれている」と言うものでしたから
    先方が望めば応えるというもので、二階幹事長が訪中の折に打診されたものを
    実現したというだけのことです

    一帯一路に関して言うと、官邸は全く興味がありません
    与党議員の中には土木族を中心に、日中共同開発を進めたいようですが
    中国の野望であれ願望であれ、一帯一路を成功に導く能力は中国にはなく、肝心の資金も
    中国にはありませんから、日本の財布で相撲を取ろうとしているのはミエミエで
    興味以前の問題なのです
    日中の共同ビジネスにしても、日本はADBや世銀で携わっているので、中国と組む意味も
    メリットもなく、無下にあしらうとかどがたつので話の歩調を合わせているだけで
    実際の具体案となれば、日本と中国はどこまで行っても利害が食い違ってきますから
    日本と中国が共同で発展途上国のインフラを手掛けるなど絵に描いた餅でしかありません

    現実は、アメリカからの様々な圧力に困っている中国が、打開策として閉じていた日本の
    チャンネルを開いただけですが、アメリカも日本も中国と中国の取り込まれた韓国とは
    一線を引いています
    先の韓国の文大統領の訪米で締結した「米韓FTA」について、マスコミはミクロの
    貿易品目についてあれこれ言っていますが、そんなものはどうでもよいのです
    米韓FTAの基本路線は従来のものと変わらず、基本的にアメリカが有利になったままです
    肝心なことは、今回の締結文書で、「米通商拡大法232条」の適用を除外するという文面が
    スッポリ消え去ったことです
    それにより、アメリカは安全保障を理由に韓国に対して経済制裁を発動できる権限を
    トランプ大統領に授けました
    実際は、それまでもアメリカがやろうと思えばできるのですが、今回、「米通商拡大法
    232条」の適用を除外したことで、トランプ氏の鶴の一声で議会の信任を得ることなしに
    韓国へ制裁が発動する準備が整ったということです
    報道では、南北首脳会談を開き文大統領がカードを握っているとか、トランプ政権は
    中間選挙で手柄が欲しいあまりに北への対応を誤り打つ手がないとか言われていますが
    それは韓国寄りのマスコミの願望であり、現実は韓国に対して、これ以上勝手なことを
    すればアメリカは韓国を制裁すると脅されているのです
    まったく、日本の一部のマスコミの親韓からくる捏造には呆れてものが言えませんし
    日本政府も米政府と同調することで、先の日米首脳会談でも合意しています

    続く






    | author : 山龍 | 12:00 AM |