山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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  • 今年のアベノミクス2018
    昨日の記事の末尾の部分を解説しておきます

    「TPP11の協定書に署名する茂木敏充経済財政・再生相(サンティアゴ)
     TPP11発効後は参加国の拡大が焦点になる。閣僚声明では「加入を希望する多くの国・地域の関心を歓迎する」とした。
     トランプ米大統領は協定の修正を前提とした復帰検討を表明している。茂木氏は「一部を取り出して修正するのは極めて困難だ」と否定的な見解を示した。一方で「米国の考えも聞いてみたい」とも語った。
     英国や台湾、韓国、インドネシア、コロンビアなどもTPP参加に関心を示している。日本政府は参加希望国・地域との窓口になって協議を進める考えだ。」

    「TPP11発行後は参加国の拡大が焦点になる」というのはTPPの時と同じです
    参加に際してのハードルはTPPの時と同じく非常に高いもので、現行11か国の
    決定を変更することはアメリカを除いてありません

    「加入を希望する多くの国・地域の関心を歓迎する」というのは、一種の社交辞令で
    沢山の国に参加を呼び掛けるという意味ではありません

    「トランプ米大統領は協定の修正を前提とした復帰検討を表明している」というのは
    その後の文に、「一部を取り出して修正するのは極めて困難だ」と書かれてますが
    原文でも、アメリカの参加を待つと記載されている通り、アメリカのために一部修正ありき
    で書かれたものですから、参加11か国の努力に敬意を表しての発言で、アメリカが
    参加するからと言って修正はしないという意味ではなく、言葉の反対で、「一部修正なら
    構わない」と言う意味です

    「英国や台湾、韓国、インドネシア、コロンビアなどもTPP参加に関心を示している。
    日本政府は参加希望国・地域との窓口になって協議を進める考えだ。」というのは
    一部抜けています
    イギリス、韓国、コロンビア、インドネシアとインドとその周辺国が、日本に対して
    仲介役を頼んできています
    先のTPP交渉が始まってから中国の一帯一路が活発になり、トランプ大統領の登場で
    アメリカがTPPを離脱した時から、安倍総理が掲げる「インド洋太平洋戦略」が
    本格的にスタートしました。そしてアメリカ以外のTPPの締結を日本がリードし
    「インド洋太平洋戦略」と「TPP11」のツートップ作戦を引いています
    目的はTPPと同じく、中国を封じ込め資本主義社会を繁栄させるためですから
    中国の腰ぎんちゃくの韓国は、前回のTPPも今回のTPP11も入れないのです
    コロンビアとインドネシアは環太平洋諸国ですから、日本が仲介に努力しなくても
    条件さえ満たせば加盟できるでしょう。この2国は中国が多大な投資をしてきた国で
    どちらも反中感情が高まり、親中派の政治家たちが路線変更しているところですから
    他の親中国家も動向を注目しています
    インドと日本の関係は良好で、インド洋に点在する多くの小国も反中ですから
    是非参加してもらいたいのですが、様々な国内問題があるインドは、最初はオブザーバー
    参加という形になるんじゃないでしょうか
    イギリスについては、また書きますが、ほぼ間違いなく参加です

    数年前から、TPPは経済連携協定ですが本質は安全保障協定だと言ってきています
    我々側の国々と中国側の国々の覇権争いだというのが、下記の地図を見れば一目瞭然です




    | author : 山龍 | 12:00 AM |