山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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  • 偶発
    朝鮮半島情勢の行方は読めません

    集団的自衛権の時に書いた「カントの法則」でみると
    (1)民主化(2)経済依存度(3)国際機関加入の全てが北朝鮮には当てはまらず
    (4)同盟と(5)軍事力というリアリズムも、中国など一部の国に特化していますから
    国際政治学の理論が全く当てはまらない国家で、まるでエイリアン襲来のようです

    過去に6国協議など、平和的に解決しようとしたものの失敗
    フセインが率いたイラクと同じ様相ですから、いつ何時、不慮の衝突
    偶発的に戦争突入があってもおかしくない状況です

    アメリカが中国に圧力をかけていますが、北朝鮮と隣国の中国は
    相互安全保障関係にあるにもかかわらず、金正恩朝鮮労働党委員長は
    習近平国家主席と一度も会ったことがないという状況ですから
    これでは、6者協議の再開や新たな国際会議の枠組みなど
    国際社会への参加は到底できそうにありません
    はっきり言えば、もう打つ手はないのです

    日本国民が注視すべきことは、アメリカや北朝鮮の言動ではありません
    もはや、言動での駆け引きも一線を越えてしまっているので
    いまさら北朝鮮も引くに引けない状況だと認識し
    韓国内に駐留するアメリカ軍とその家族、韓国と日本国内に滞在する
    アメリカ人に避難勧告が出るのか出ないのかだけを注視すべきです

    東日本大震災の時も、あっという間に避難勧告が出て
    潮が引いたようにアメリカ人が国外へ出ていきました
    日米同盟、米韓同盟があるにせよ、アメリカという国は走り出したら止められません
    その場合、アメリカ大統領が一番危惧することは、アメリカ人に死傷者が出るかどうかです
    日本人や韓国人は二の次の重要度でしかないのです

    すでに米軍は、韓国と日本にいるアメリカ人が多すぎて、一度に国外退避は難しいとして
    韓国内数か所、日本内数か所の攻撃されにくい安全地帯を選定しているようですから
    事は進行していると見たほうがよいでしょう

    多くの日本人は事が起こってから、「なぜこんなことになったんだ」
    「いつの間にか巻き込まれた」と言うでしょうが、事の始まりは遥かに前で
    国内が平和ボケし、国会でくだらない論争をし、ゴミのような番組が加計、森友と騒ぐ間
    CNNやBBCは北朝鮮問題一色で、日本や韓国の能天気ぶりを不審そうに報道していました
    朝鮮有事も後々の歴史に刻まれるでしょうが、戦争は偶発によって始まることが大半です

    | author : 山龍 | 12:00 AM |