山龍ブログ - 誰にも文句言わせへんで!コラム

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  • 今年のアベノミクス
    継続して行われているアベノミクスの働き方改革を議事録を読むと
    どうやら識者たちは、日本的雇用の構造そのものに、システム的原因があり
    それが不況、低賃金の原因になっていると考えているようですが
    そもそもの前提が間違っていると思われます

    日本型雇用、それは終身雇用、年功序列に代表されるものですが
    それらは雇用を硬直化させ、低生産産業から高生産産業への労働移動の障壁になっているとされますが
    はたしてそうなんでしょうか

    日本はもともと終身雇用ではありませんでした
    どちらかというと、戦前はドライな雇用関係でしたが、戦後の復興、朝鮮特需を経て
    高度成長の時代になると、常態的に人手不足になり、人材確保のために終身雇用や
    年功序列を始めたという雇用の歴史があります

    また、労働関係の学者の意見を聞くと、一人当たりの生産性が低い日本は
    雇用を流動化させ、「低生産性産業」から吐き出された労働者に再教育を施し
    「高生産産業」へシフトさせることで、日本経済は成長するしていますが
    雇用流動化が、マクロ経済に影響を与えるというデータや経済学は存在していませんし
    バブル崩壊までは、そんな雇用流動化などという発言すらありませんでした
    現在、政府が企業の叩いている賃金アップも、年功序列賃金の時は
    インフレ率と比例して賃金が上がることで、企業もサラリーマンも一定の
    満足を得てきたのです

    賃金や雇用体系を構造問題とし改革が必要という学者は、どうも胡散臭い(スミマセン)
    改革すべきは、マイルドなインフレ環境に市場をコントロールすることであり
    市場がインフレであれば、雇用する側は労働条件を上げなければ労働力の確保ができませんから
    市場原理に沿って自然と解決するものです
    政府が雇用に首を突っこむのは、どうも筋が悪い気がします


    | author : 山龍 | 12:00 AM |