アート「優雅」 - 染織家山龍の着物・帯作品集

創造

正に“和魂洋才” 高見沢俊彦が奏でる『Dragon Guitar』

山龍は常日頃から、日本の染織技術は着物や帯だけでなく、優れたファブリックとしてもっと拡がりをもつべきだと言っています。例えば、ヨーロッパブランドのドレスやバッグの素材として、例えば、ソファの生地として……。

そんな様々な可能性へのチャレンジに、THE ALFEEの高見沢俊彦さんが共感!

「何か、和っぽい感じのギターはできないかな」

というお言葉をいただき、試行錯誤の末に、正に世界でただ一つのギター『Dragon Guitar』が完成しました。

Dragon Guitar

見た目も豪華な『Dragon Guitar』。布を貼り付けたため、最初は音が微妙に変わってしまい、ピックアップを変えたりしたそうだが、ステージで使う内に、独特の音色が馴染んで、高見沢さんのお気に入りの1本となった。


2007年の夏に行われたソロツアーでは、オープニングの4曲を、この『Dragon Guitar』で演奏。偶然にも、衣裳とのマッチングが最高でした。

2007年の夏に行われたソロツアーでは、オープニングの4曲を、この『Dragon Guitar』で演奏。偶然にも、衣裳とのマッチングが最高でした。

山龍作品でも代表的な帯「畔織り本プラチナ帯・昇龍」。畔織りという織り方で織りだした雲形の地に、登り龍の柄を織り上げた帯です。この地組織を織り出すためには、そのためだけに設計された機(はた・織り機のこと)から作るため、機の製作から始まり、織り上がるまで約1年。地の部分はプラチナ糸、龍は金糸、ウロコは漆の糸で織られています。

山龍作品でも代表的な帯「畔織り本プラチナ帯・昇龍」。畔織りという織り方で織りだした雲形の地に、登り龍の柄を織り上げた帯です。この地組織を織り出すためには、そのためだけに設計された機(はた・織り機のこと)から作るため、機の製作から始まり、織り上がるまで約1年。地の部分はプラチナ糸、龍は金糸、ウロコは漆の糸で織られています。

このギターは、高見沢さんのオリジナルギター「ポールリード・スミス」のボディに、山龍の帯「畔織り本プラチナ帯・昇龍」(約200万円)を大胆にも切って貼り付けたもの。さらに、本金糸の5本撚りの組紐で縁取りしてあります。

つまみの穴の位置などを考えながら、柄をどう出していくか何度も高見沢さんと相談して、やり直したり、手を加えたりと、かなり時間をかけて完成した傑作です。

高見沢さんも、「時間がかかったけど、その甲斐があったね!」と、大喜び。

さっそく、昨年夏に行われた、高見沢さんのソロツアー『Kaleidoscope〜天使の狂宴〜』のオープニングで華々しいデビューを飾りました(この模様は、2007年8月19日有明コロシアムで行われたツアーファイナルのライブDVDに納められています)。

「できれば、また何か面白いコラボをしたいね」と、高見沢さん。

ステージアートと山龍の作品の共演が、これをきっかけにまた実現するかもしれません。

※山龍とのコラボの話は、現在発売中の『MacFan3月号』の高見沢さんの連載「高見沢俊彦のApple ism(林檎主義)」の中に詳しく書いていただいています。


Gackt山龍の“魂”を着る!

ハッと目を引く表紙は、「光琳本金留袖・貝桶模様」。付録のポスターも圧巻です。

2007年の夏に行われたソロツアーでは、オープニングの4曲を、この『Dragon Guitar』で演奏。偶然にも、衣裳とのマッチングが最高でした。

着物は人が着てこそ命が吹き込まれる。

山龍の作る着物は、工芸品として展示されるものではなく、人が着たとき、より一層人を輝かせるパワーを持っています。それが、人の心にメッセージを伝えるミュージシャンであったら、そこには、2つの想いの相乗効果による、素晴らしい世界が生まれるはず。

2007年6月9日発売の音楽雑誌『ARENA37℃7月号』(音楽専科社)で、夢のコラボレーションが実現しました。

山龍の作品を着るのは、Gacktさん。NHKの大河ドラマ『風林火山』で、上杉謙信を演じる彼に因んで、今回の撮影のテーマは“大和礼賛”。提供したのは、純金唐織りの打掛や、貝桶紋様の黒留袖、色駒刺繍の帯や本真綿紬など、山龍作品ではお馴染みの品々です。撮影当日は、山龍本人の着物を自らGackt さんに着付けました。Gacktさんも、パンクな衣装の上に留袖や打掛を羽織った撮影に入ると、着物を彼らしく消化し、独特の世界観を作り上げ、華麗かつ大胆!

一流の作品と、一流アーティストの見事なコラボレーションが、山龍の着物の可能性を大きく拡げました。

※写真をクリックすると、拡大画像がご覧いただけます。


山龍作品でも代表的な「本金畔織色駒刺繍袋帯復元重文雲龍襖絵」。

山龍作品でも代表的な「本金畔織色駒刺繍袋帯復元重文雲龍襖絵」。

「純金唐織打掛・摺金」……打掛もGacktさんの手にかかるとこうなる。

「純金唐織打掛・摺金」……打掛もGacktさんの手にかかるとこうなる。

この姿を見て山龍がひと言「Gacktさんには是非着物を着て欲しい!」。

この姿を見て山龍がひと言「Gacktさんには是非着物を着て欲しい!」。


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